美容で話題のグルタチオン、還元型リポソームグルタチオンは何が違うの?
- EC担当

- 10月21日
- 読了時間: 4分

近年SNSや美容メディアでよく目にする「グルタチオン」。
美容や健康の分野で注目されている成分ですが、最近は「リポソームグルタチオン」や「還元型リポソームグルタチオン」という成分も見かけるようになりました。
ちょっと難しそうに聞こえますが、実は知っておくと製品選びがぐっと分かりやすくなります。
そこで今回は、それぞれの特徴と違いを分かりやすく解説します。
※本記事は製品の宣伝を目的としたものではなく、成分そのものに関する情報提供を目的としています。肌質や体質には個人差があるため、効果や使用感には違いが生じる場合があります。
【目次】
1.そもそもグルタチオンって何?美容効果は?

グルタチオンは、グルタミン酸・システイン・グリシンという3つのアミノ酸から作られている成分。
もともと体の中に存在しており、健やかさを保つサポートをする働きがあります。
美容の観点では「明るい印象づくり」や「年齢に応じたケアに役立つ」といわれています。
また、ビタミンCやナイアシンアミドなど他の美容成分と組み合わせて使われることも多いです。
2.通常のグルタチオンの特徴
単に「グルタチオン」と記載されている場合、多くは酸化や分解に弱い性質があります。
そのため、体や肌に届く前に一部が壊れてしまうことがあり、「うまく活かしきれない」ケースもあると考えられています。
3.還元型グルタチオンって?
グルタチオンには大きく分けて「還元型(GSH)」と「酸化型(GSSG)」があります。
このうち 還元型グルタチオン(GSH) は、体の中で実際に”働く形”です。
サプリメントや化粧品の原料として使われているのは、還元型グルタチオン(Reduced Glutathione)が一般的です。
酸化型はそのままでは使われにくいため、体内で酵素の働きによって還元型に戻されてから利用されます。
つまり、還元型は「すぐに使える形」であるため、効率的と考えられています。
4.リポソーム加工とは?

リポソームとは、リン脂質(二重の膜)でできた非常に小さなカプセルのことです。
美容成分や有効成分をこのカプセルに包み込む技術を「リポソーム加工」と呼びます。
中に有用成分を包み込むことで、守りながら必要な場所へ届けやすくする加工です。
美容液やサプリで「リポソームグルタチオン」と書かれているものは、リポソームという超微細なカプセルに包み込んだグルタチオンを指します。
この加工によって成分が壊れにくくなり、必要な場所までしっかり届くため、
「吸収率」が高まり、効果をより実感しやすいとされています。
イメージとしては「美容成分を小さな乗り物に乗せて目的地まで運ぶ」という感覚に近いです。
5.還元型リポソームグルタチオンの強み
「還元型グルタチオン」と「リポソーム加工」が組み合わさったのが 還元型リポソームグルタチオンです。
還元型=すぐに使える形
リポソーム=守りながら届けやすくする技術
この2つが組み合わさることで、グルタチオンをより安定した形で利用できるよう工夫された成分といえます。
「できるだけ効率よく活かすことを目指した形」と覚えておくと分かりやすいです。
6.まとめ|製品選びのポイント

通常のグルタチオン
➡酸化や分解に弱く吸収率が低い
還元型グルタチオン
➡体内で使いやすいアクティブな形
リポソームグルタチオン
➡カプセルに守られて届きやすい形
還元型リポソームグルタチオン
➡還元型グルタチオンにリポソーム加工を組み合わせた
「安定性」と「効率性」が一段と高まった最適な形態
製品選びをする際には、上記ポイントを理解して
①グルタチオンの形態
②加工方法
この2点をチェックすることで、製品がより選びやすくなり、
自分の肌悩みに効率的にアプローチできるようになります。
✔「通常」よりも「還元型」
✔「還元型」よりも「還元型+リポソーム加工」
この優先順位で選べば、肌への実感につながりやすい製品選びが可能です。
どんな形が自分に合うのかは、成分名だけでなく、製品全体の処方や使用方法も含めて確認することが大切です。
